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中国家電市場における2大巨頭「蘇寧電器と国美電器」の挑戦

今回は家電業界に関するマーケットレポートです。

そういえばこの記事5月に書いていたのですが、アップし忘れていました。明日、この続編レポートを書く予定ですので、ご興味がある方はご一読ください。

リアル販売でのリーダー企業蘇寧電器と国美電器が、フォロワーとしてネット市場に参入。ネット市場でも低価格戦略で業績の巻き返しなるか。

2012年第1四半期の2大巨頭の深刻な業績悪化
純利益でみた2012年第1四半期の両社の業績は以下のとおり。蘇寧電器で前年同期比15.3%減、国美電器で前年第3~4半期と比較すると約90%減と大幅に業績を落としている。国美はこの大幅な業績下降の理由を「売上高減とEコマースでの欠損」と表明している。
両社の深刻な業績悪化の背景として、第1に2009年から始まった家電の買替促進政策(新型に切り替えると補助金がでる政策)や不動産市場購入制限政策等による価格競争激化、第2に不採算店閉鎖による欠損、第3にEコマース事業強化による投資増があげられている。国美は、10年に買収した「庫巴網」に加え、この3月に「国美在線公司」という販売子会社を立上げたばかりである。

家電流通チャネルについて
中国の家電流通は、主に家電量販店、ITモール、メーカー専門店、百貨店などにより構成されるが、その中でインターネット販売のチャネルシェアは現時点では2.5%程度。
(2011年3月野村総研上海レポートより)

家電のEコマースの販売シェア
2011年第4四半期のEコマースの販売シェアは以下のとおり。天猫商城(Tmall)39.9%,京東商城14.7%,蘇寧2.4%。2011年全体でみると,天猫35.7%,京東商城13.0%,蘇寧2.4%。

中国家電最大手2社のEコマースへの取り組み
蘇寧電器は10年にインターネット販売の子会社「蘇寧易購」(www.suning.cn)を立ち上げた。初年度登録会員数は400万人となり、インターネットによる売上総額は20億元を突破した。また、国美電器もインターネット販売事業を強化するため、10年12月に家電販売のウェブサイト「庫巴網」(www.coo8.com)を買収。
 現在、Eコマース市場において、蘇寧では、3C家電注1)分野(テレビ、パソコン、通信など)で他社よりも8-10%程度の価格優位性をもっており、国美では、「どこよりも安く」という政策をとっている。

蘇寧と国美のEコマース販売目標
蘇寧:年商目標は、2012年で200~300億元,2020年には3000億元に到達。(※現状、2012年第1四半期で、19.23億元規模。)
国美: 2014年に、中国ネット市場シェアの15%獲得。


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注釈:1)3C家電とは、中国国内での出荷、販売する場合に中国政府の強制認証が必要となる制度のこと。特定の製品とは中国政府が指定した19種類132品。
参考:野村総研上海時事速報レポート
http://consulting.nri.com.cn/opinion/pdf/jiji_it/ITNavi104.PDF (日文)
毎経網:「一季度净利润双双下滑 国美、苏宁电商战略“被迫”提速 2012.05.02」
http://www.nbd.com.cn/articles/2012-05-02/651209.html(中文)

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